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花クリニック

12月15日(土)の診察は、15時35分にて終了しました。
■お知らせ■
12月17日月曜日の診察は午前9時からとなります。
12月1日より、耳・のど・鼻 一般外来が始まりました。
中学生以上の方、インフルエンザ予防接種承ります。
年末年始は、2018年12月30日(日)から2019年1月3日(木)までお休みします。

鼻の日帰り手術の必要性と手術方法

鼻の炎症(急性鼻炎、アレルギー性鼻炎)については、通院治療、お薬や処置で良くなって、すっかり治ってしまえば問題ありません。

手術を必要とする場合は、通院治療でなかなか良くならない、一旦良くなってもまた症状を繰り返すような状態の場合です。手術の検討に当たっては、いつから症状が続いているかの経過が重要です。
検査によって、その症状を確定し、手術で良くなる見通しがある場合に手術を行ないます。

当院は、鼻の手術の実績と経験を有した日帰りの鼻手術を行っています。
手術件数は、開院2000年以来、2018年6月30日現在 3,813件です。

日帰り手術の場合は、手術の前・後に、検査、治療、処置などがございますので、時間にご負担の少ない範囲からの通院をお勧めしております。詳しくはご相談ください。

1.診察・検査をおこない手術の可能性の検討

当院では、副鼻腔炎(蓄膿症)、鼻中隔彎曲症、アレルギー性鼻炎の一般通院治療と手術治療を行っています。手術を行うにあたり、以下のように診察・検査をおこない、手術治療の可能性を検討します。

(1)初診の診察
診察の前に、現在の鼻の症状や過去の治療歴、他の病気の既往等をお伺いいたします。内容に基づき医師が説明をいたします。
(2)内視鏡検査、CT撮影
内視鏡検査、CT撮影により、症状の原因を判断します。
(3)血液検査、血圧検査等
血液検査、血圧検査等の検査によって、安全に日帰りで手術が出来るか検討します。

2.鼻の症状と手術の目的及び鼻手術の必要性について

(1)症状と手術の目的
過去の通院やお薬治療によって以下の症状が改善しない場合、鼻の手術が必要になります。鼻の手術は、以下の症状を改善するために行います。
■ 鼻の空気の通り道を広くし、鼻づまりを軽減する
■ 粘液の通り道を広くし、副鼻腔炎の症状を軽減する
■ 鼻汁、後鼻漏を軽減する
■ 頭痛、顔面痛を軽減する
■ 嗅覚障害を改善する
■ いびきを改善する
(2)手術の必要性について

過去の通院やお薬治療によって症状が改善されない場合、鼻の手術が必要となります。
何故、手術が必要になるかは、鼻の形態(形状や状態)に以下の問題があるためです。

■ 鼻腔副鼻腔の形状や状態の問題
■ 鼻中隔の変形等形状や状態の問題

当院では、副鼻腔炎(蓄膿症)、鼻中隔彎曲症、アレルギー性鼻炎の手術治療を行っていますが、それぞれの症状は鼻の形態においてそれぞれに関連性があります。
鼻は、表面的には顔面の一部として考えられていますが、頭部の中心にも鼻を構成する器官があり複雑です。

上記の記載については、「4.鼻の日帰り手術」に記載されている各症状の治療と手術のページをご確認ください。


3.鼻手術の内容(局所麻酔・ハイビジョン3D立体内視鏡手術・日帰り手術)

当院の鼻手術の特徴として、患者さんに負担をかけないことを目的として、局所麻酔、3D立体内視鏡手術による日帰り手術です。

(1)局所麻酔について
鼻の手術では、手術中の痛みがあるため局所麻酔により出来るだけ痛みを少なくするような形で手術を行います。
(2)ハイビジョン3D立体内視鏡手術について
鼻の構造は、複雑であり毛細血管があるため出血もします。
当院では、患部を正確に把握し、正確な治療を行うためハイビジョン3D立体内視鏡を利用した鼻の手術を行っています。
ハイビジョン3D立体内視鏡は、鮮明な映像で立体的に患部を把握することができるため、正確な手術と出血を抑えた手術を行うことが可能です。

4.鼻の日帰り手術

鼻の手術のハイビジョン3D立体内視鏡手術イメージ

当院の鼻の手術は、局所麻酔とハイビジョン3D立体内視鏡手術による日帰り手術です。

日帰り手術は、総合病院に一週間程度入院して行う鼻の手術と同じ内容で、簡単な手術ではありません。 手術後の出血や痛み、息苦しさなどは、人によって異なりますが最善の方法で手術を行います。
日帰り手術は、総合病院に入院しての全身麻酔手術に比べて、手術範囲が狭くなる場合があります。
その場合には、手術後の通院外来治療で出来る限り症状の改善をはかります。
出血や痛みなどの無理をしない危険性の低い手術を行い、手術後の治療によって、手術後半年~一年後の時点での症状の改善の向上をはかります。

当院では、副鼻腔炎、鼻中隔彎曲症、アレルギー性鼻炎の3つ治療と手術をを行っています。それぞれの症状や治療、手術については、以下のページをご確認ください。

  1. 副鼻腔炎の治療と日帰り手術

  2. 鼻中隔彎曲症の治療と日帰り手術

  3. アレルギー性鼻炎の治療と日帰り手術


5.鼻の病名と手術の名称

(1)病名

■慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)
■鼻中隔弯曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)

(2)手術の名称

■内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔手術):ないしきょうかび・ふくびくうしゅじゅつさんがた(せんたくてき(ふくすうどう)ふくびくうしゅじゅつ) 24,500点 コード番号 K340-5
■鼻中隔矯正術:びちゅうかくきょうせいじゅつ 6,860点 コード番号 K347


6.日帰り鼻手術の方法と時間等について

3D立体内視鏡による日帰り手術のイメージ

鼻手術は、立体内視鏡を使って、鼻の入り口からおこないます。

■傷口は、顔の表面や口の中にはありません。
■両側同時ではなく左右のどちらかを先に行います。
■局所麻酔でおこないます。
■痛み•出血を出来るだけ少なくします
■手術機器やシェーバーでの無理な操作はしません。
■準備と麻酔の時間も入れて手術は2時間位で、点滴をしながらおこないます。
■朝来院して、午前中手術をし、手術後はしばらく経過をみて、午後に帰宅できます。(お昼過ぎ頃になります)
■2回目の反対側の手術の時(大体3~4ヶ月後)には、 最初に手術した側も確認する場合があります。

炎症が強い場合、傷口が治るときに狭くふさがってしまう事があるためです。


7.鼻の手術における危険性について

鼻は、解剖学的に目や脳が近いところあるため極めて稀に目や脳に障害がおこる可能性があります。

● 視力障害→物が二重に見える、物が見えにくい、失明

● 頭蓋内の障害→髄液漏、脳炎

こうした事がおこらない様に目の壁、脳の壁に接近しないように十分注意をして手術を行います。
当院では、開院以来18年間3,813例中(2018年6月30日現在)の鼻の日帰り手術の実績がありますが、過去に上記のような障害は起きておりません。


8.手術後の受診日程

当院では、手術後の再発が極力起こらないように手術後の治療にも力を入れています。
  • 翌日からは手術の後に入れたガーゼを抜いていくため、3~5日の続けての受診になりますが、連日の受診が難しい場合はご相談ください
  • ガーゼ抜きの受診は早めのお時間の来院をお願いしております。
  • ガーゼが抜けた後は初めのうちは週に1~2回程度の通院が必要です。
  • その後半年間は定期的に1~2週間に一回の通院が必要です。

★手術後に、発熱、出血、痛みなどが続く場合には、治療の必要に応じて、通院頻度が増える事がありますので予めご理解ください。

★ご帰宅後は、症状でご心配なことがありましたら、院長の携帯番号をご案内しておりますので、ご連絡ください。24時間、休日も対応しています。

★手術翌日や手術後間もない方は、日曜日、祝日の当院休診日でも、お時間を相談の上、診察処置をしています。

手術後は、術創部が治っていきますが、その過程で手術で開放した部位がくっついてしまい狭くなり、閉鎖してしまうことがあります。
これは、手術前の症状の再発要因になりますので、出来る限り手術後の処置で防ぐようにしています。
手術後の処置は、手術後の受診の際におこない、はじめの3ヶ月位は月に2回、内視鏡を使い検査と処置をしながら手術後の経過を診ることになります。