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花クリニック

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耳鼻咽喉科に関わる鼻と喉の症状緩和とアロマテラピー

アロマテラピーとは

アロマオイルと薬草

アロマテラピーとは、フランス語の<aroma(香り)>と<therapie(療法)>とを組み合わせた造語で、芳香療法とも呼びます。
植物の香りや薬効を、健康維持やリラクゼーション等に利用するものです。
その歴史は古く、紀元前から利用されていたと言われています。皆さんがよくご存知のエジブトのミイラには、防腐剤としてシダーウッドなど、何種類かの薬草が使われていたことがわかっています。
白檀(ビャクダン)という名前で知られているサンダルウッドや、ヒノキ、ユズなど、日本でも古くから親しまれている香料もあります。
これらの植物の薬効成分を凝縮したオイルを、精油(エッセンシャルオイル)と言います。
最近では、医療の場でも使用されるようになってきています。
ここでは、主に、耳鼻咽喉科領域の症状に役立つ、精油とその使い方をご紹介していきます。


アロマテラピーの喉・鼻等への作用

香り(芳香成分)は鼻から入り、嗅覚刺激は脳の大脳辺縁系や視床下部などへ伝わり、自律神経のバランスを整えたり、ホルモンを調節します。
また、それらの部位は感情をつかさどる領域と近いため、香りを嗅ぐことによって、気持ちが明るくなったり、落ち着いたりするなどの心へも影響をあたえます。


冬:風邪の時期の殺菌

風邪やインフルエンザの流行する時期は、鼻や口からの細菌感染を防ぐために室内の空気の浄化が大切です。

ユーカリ・ラジアタ、レモン、ティーツリー、ペパーミントは強力な殺菌効果と、免疫力向上の効果があります。


ユーカリ・ラジアタと症状緩和効果

みなさんよくご存じの、オーストラリアのコアラが大好きな葉から抽出される精油です。抗ウィルス、抗菌作用が強く、鼻詰まりや咽頭の炎症やたんの詰まりを和らげる作用があります。
鼻や喉にくる風邪に有効で、市販の胸に塗るお薬などのラベルを見て頂くと、ユーカリが入っているものが多くみられます。


レモンと症状緩和効果

果皮から抽出される精油です。爽やかな香りでリフレッシュ効果が高く、抗炎症、抗菌作用にすぐれます。空気を浄化します。


ティーツリーと症状緩和効果

ユーカリと同じくオーストラリア原産で、抗感染、抗菌作用があり、風邪やインフルエンザの感染症の予防に使われます。


ペパーミントと症状緩和効果

ガムや歯磨き粉でおなじみ。大変強い抗菌効果があります。


アロマテラピー器具の使い方

最近は、電動式で香りを拡散させるディフューザーや、アロマポット、加湿器に一緒に入れるタイプのものなどがあります。
精製水などで希釈してルームスプレーにしたり、ティッシュに数滴垂らしておいておくだけでも大丈夫です。
ご家族に風邪やインフルエンザの方がいる場合は、他の方への感染を防ぐためにも有効です。


アロマテラピー精油の選びかた

身体の中に入っていくものですので、オーガニックの100%天然のものをお選びください。価格は、精油の種類によって異なりますが、10mlで2000円前後からあります。


アロマオイル利用時のご注意

それぞれの精油には、薬効成分がありますので、妊娠中の方など、健康に留意が必要な方は、それぞれの精油の製品説明書をよく確認し、安全にお使いください。
飲んだり、直接肌に原液をつけないようにしましょう。
小児やお子さんが間違って飲むことがないよう、手の届かないところに保管してください。


殺菌・空気の浄化スプレーの作り方

空気も乾燥して、インフルエンザや風邪も流行る時期です。
ご自宅でも簡単にできるスプレーの作り方をご紹介します。


<用意するもの>

  • スプレーボトル(100ml)
  • 精製水(90ml)
  • 無水エタノール(10ml)
  • 精油40滴(濃度2%) ユーカリ(15滴)、レモン(10滴)、ティーツリー(15滴)

精製水、無水エタノールは、ドラックストア、薬局で購入できます。


<作り方>

  1. スプレーボトルに、無水エタノールを注ぐ。
  2. 精油を入れます。よく振り混ぜます。 
  3. 精製水を入れます。

<ご注意>

よく振ってご使用ください。
肌には直接つけないようにしてください。
1ヶ月以内を目安に使い切ってください。

*精油の瓶にはドロッパーが付いており、一滴ずつ入れることができます。
一滴は0.05mlですので、10ml入りの瓶でも200滴分あります。

次回は、花粉症の季節や、鼻づまりにに使われる精油と、クリームの作り方をご紹介します。